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- 上部消化管内視鏡検査
内視鏡検査(経鼻内視鏡)
- 当院では2023年より経鼻内視鏡を導入しました。細い内視鏡で鼻から観察することで、以前の口からスコープを挿入するのに比べて苦痛が少なく検査を行うことが出来ます。
- 新しい画像技術(Fujifilmの『LASEREO(レザリオ)』)を用いた内視鏡を導入しておりますので、経口スコープと遜色ない画像での観察が可能となっております。病変の早期発見も可能です。
- 鼻から通過が難しい場合は細いスコープで口から内視鏡を行うことも可能です。
- 胃カメラは胃の内容物が残っていると観察が出来ませんので以下の準備が必要です。

検査の流れ
検査の前日
夕食は固いものを避け、消化の良いものを午後9時頃までに済ませてください。水分は適度にとっても結構です。薬を服用されている方は、事前にお知らせください。
検査当日
朝食(ご飯、パン、味噌汁、ジュースなど)は摂らないでください。薬も服用しないでください。水分や白湯は飲んでも構いません。検査着に着替えて検査を行いますので、着脱しやすい服装でお越し下さい。
胃を綺麗にする薬を飲んでいただき、喉と鼻の麻酔を行います。内視鏡は5mm程度の太さです。鼻から内視鏡を挿入しますが、鼻の奥が狭い場合は口からの挿入に変更する場合もあります。

検査中
検査中は唾は飲み込まずに吐き出して下さい。
深呼吸を心がけると楽に検査が行えます。
痛みや苦しみが強い場合は手をあげてお知らせ下さい。
苦しい時間が少なくなるように、なるべく短時間で検査を心掛けております。検査時間は5分程度で終了することがほとんどです。

検査が終わったあとで
喉の麻酔が切れるまで1時間くらいかかります。それまでは食べたり飲んだりはしないでください。1時間経って水を飲んでムセなければ食事を食べても構いません。
胃を観察するために入れた空気が腸に残っていると、「お腹が張った感じ」や「鈍い痛み」があるかもしれません。体を動かしているうちにゲップやおならが出ると緩和されます。
検査当日は鼻血が出やすいため、鼻を強くかまないようにお願いします。もし鼻血が出た場合は1-2分圧迫すると止まることが多いです。
症状が続く場合はクリニックにご相談下さい。
検査の結果
検査終了後、当日画像を見ながら説明いたします。 組織検査を行なった場合は、結果が出るまで1週間程度かかりますので、後日結果をご説明いたします。

検査前のセルフチェック
「どんな時に検査を受ければいいのだろう」とお悩みの方もいらっしゃると思います。
下記の症状はありませんか。下記項目をチェックし、一つでもあてはまる方は検査をご案内いたします。
胃が痛む/胃がもたれる
吐き気がする
便の色が黒ずんでいる
食欲がなく、体重が落ちている
健康診断で貧血が指摘された
健康診断でピロリ菌の感染の疑いがある/ピロリ菌の除菌をしたい
以前内視鏡検査を行い異常を指摘されたことがある