重篤な疾患に繋がることも

大きないびきとともに、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気を「睡眠時無呼吸症候群」と言い、10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」などの症状が、1時間あたり5回以上繰り返されることを指します。
肥満のほか、下あごが小さい、扁桃腺が大きい、仰向けで寝ているなどの理由により気道がふさがってしまうことが原因です。

睡眠時無呼吸症候群の症状

上記のような症状が見られますが、睡眠中に起こっているため本人は気づきにくいことが特徴です。低酸素状態が続き、心臓や血管に大きな負担がかかるため、心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる病気が起こりやすくなります。
ご家族や周囲の方から指摘されたら、まずは一度荒川区南千住の土屋クリニックまでご相談ください。

CPAP治療について

CPAP（シーパップ：持続式陽圧呼吸療法）とは、気道に空気を送り続け、寝ている間の無呼吸を防ぐ治療法です。眠気や倦怠感などの症状が改善するほか、高血圧の緩和、心臓病リスクの低減、自動車事故率の低下などに効果があります。

治療の流れ

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問診

・WEBまたはアプリの予約で「睡眠時無呼吸外来」を選択して、診察日の予約をおこなってください
・いびきや昼間の眠気、これまでにかかった病気などについて詳しくお聞きします
・寝ているときの様子を知っているご家族からの情報が役に立ちます

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簡易検査

・当クリニックから検査会社に依頼し、1週間ほどでご自宅に機器が郵送されます
・指先・手首・胸部に装置を装着し、一晩就寝します
・検査終了後、装置を検査会社に返送してください
・返送から2～4週間後に、当クリニックに検査結果が届きます
・診察時に結果をお渡しします
・費用は検査・解析を含め、約5,000円（保険適用3割負担）です

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精密検査

・簡易検査の結果、より詳しく検査を行う必要がある方は、精密終夜睡眠ポリグラフ検査(フルPSG検査)を受けることが可能です
・簡易検査と同様、自宅で検査を行うことができます
・費用は約13,000円（保険適用3割負担）です

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治療開始

・検査の結果、治療が必要だという判断されれば、CPAPの導入を行います。
・オンライン診療にも対応しておりますので、定期的な来院が難しい方でも治療継続が可能です。

治療の注意点

治療中は、1～2ヶ月に一度の定期的な受診が必須となっています。受診が4ヶ月以上滞った場合は、CPAP装置は回収となるため、あらかじめご了承ください。

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