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大腸内視鏡検査

大腸内視鏡(大腸カメラ)

腹痛、下痢、血便などの原因を詳しく調べるには大腸カメラでの検査が必要になります。
また大腸癌や将来がんになる可能性のあるポリープを早期発見するには不可欠な検査です。
健康診断で便潜血が陽性になった場合は大腸癌のリスクが高いと判断されるので、大腸内視鏡検査を行うことが推奨されます。

当院では2023年に新しい大腸スコープを導入しました。
ポリープの拡大観察を行い、ポリープの悪性度の判断を治療前に行うことが出来ます。
10mm以下のポリープであれば当日の治療も可能です。
大きいポリープの場合は入院して治療が必要な場合もあるので、その場合は連携している病院にご紹介致します。

検査のためには前日から以下の準備が必要となります。

大腸内視鏡

検査の流れ

検査前日

  • 夕食は夜21時までにはお済ませ下さい。
  • 摂らない方が良い食事、推奨されている食事がありますので、ご紹介致します。
  • 水分(水、お茶、スポーツドリンク)はそれ以降も摂っても大丈夫です。
  • 寝る前に下剤(ラキソベロン)を水に溶かしてお飲み下さい。

  • 前日に避けた方が良い食べ物
    種のある野菜(トマトなど)・果物(イチゴなど)、キノコ、コンニャク、海藻、ナッツ、乳製品、組織の多い食べ物、そば、ラーメン、天ぷら、揚げ物など
  • 前日に望ましい食べ物
    ご飯、うどん、豆腐、かぼちゃ、食パン、じゃがいも、バナナ、鶏ささみ、白身魚など

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検査当日

  • 朝7時頃から、下剤(モビプレップ)を飲み始めます。
  • 5回から10回程度排便があります。
  • 下剤の飲み方についてはお渡しするパンフレット参考にして下さい。
  • 当日の内服については通常通りで問題ありませんが、糖尿病の薬については検査当日の朝は内服しないで下さい。
  • 来院後は検査着に着替えて頂きます。
  • 不整脈や緑内障、前立腺肥大症などの病気がなければ、検査前に肩に腸の動きを抑える筋肉注射(ブスコパン)を打ちます。

検査中

  • ベッドに横になり検査を行います。
  • 腸は曲がりくねっており、内視鏡が通るとお腹の張りや痛みが生じることがあります。
  • 当院ではなるべくお腹が痛くならないような大腸挿入法(軸保持短縮法)を心掛けています。内視鏡を無理に押し込まず大腸のヒダを畳みながら挿入するので、通常の挿入法に比べて楽に大腸の奥まで挿入ができることが多いです。
  • 途中でお腹を押したり、体の向きを変えたりするなど工夫することで内視鏡が奥まで入りやすくなります。
  • 苦痛が少なくなるように検査は短時間で終えるように心掛けています。短ければ10分以内、ポリープ切除がある場合も30分以内で終わることがほとんどです。
大腸内視鏡

検査が終わったあと

  • 大腸に空気を溜めながら観察しますので、お腹が張った感じは残ります。体を動かすことで腸が動き、ガスが排出されますので次第に楽になってきます。
  • ポリープの治療を行なった方は、1週間程度は飲酒や激しい運動、重いものを持つなどは治療したところの出血のリスクになりますので、避けて下さい。
  • 1週間以内の遠出も出血した際にすぐに相談出来なくなってしまうので、なるべく避けて下さい。

結果説明

  • ポリープ切除など治療を行わない場合は、当日に結果説明が可能です。
  • ポリープ切除を行なった場合は病理検査に提出するので、組織の結果が分かるまで1週間程度かかりますので、後日結果をお伝えします。
結果説明